こんにちは、ありんこです。
この記事では住宅ローンを組まれる方向けに、返済期間についてのお話をします。ざっくりとイメージをもってもらえれば嬉しいです。
- 返済期間ってどれくらいで組んだほうがいいの?
- 長いほうがいい?
などの疑問がとけます!!
納得した住宅ローンを組むために役立ててください。
今って住宅ローンは何年で組んでいる人が多いの?
この質問に対し、35年と答える人が多いです。
ですが、各地方によっても住宅ローンの商品性が異なってきます。
北陸地域では実は40年で組んでいる方が多いです。
制度限度の期間が35年でしたが、数年前から40年で対応できるように変わっているんです!
返済期間は長いほうがいい?
定年まであと何年かということを考える人が多いけど、なるべく長めに組んだほうがいいと回答しています。
【ご参考】
・下記の2パターンでどちらがいいですか?
①65歳で住宅ローンを完済したが、貯金0円
②65歳で住宅ローン1000万円残っているが、貯金1000万円
私は、②をおすすめしていて、無理に65歳で完済するように住宅ローンを組むと、その分返済額が大きくなるので毎月の返済が苦しくなります。
老後の生活資金を考慮すると、後者のほうが安定的であり、借入と貯金のバランスを考えるということのほうが実は大切なんです。
住宅ローンが残ってても貯金があれば、もしもの不祥事に対応できるし、今はNISAなどの資産運用をすることもできます。定年時期も伸びるかもしれないし、この時代にあえて65歳にあわせる必要はないと思っています。
また、返済期間が長いと、住宅ローン減税の恩恵を受けることができます。
住宅ローン減税とは?
納付予定の所得税が減税される制度です。
いくら減税になるの?というのが大事です。
ずばり、住宅ローンの年末時の残高1%が減税になります。
残高が多ければ多いほど、減税の恩恵を受けやすくなります。
イコール、期間を長めに組んだほうが恩恵がでかいという形になります。
返済期間が短いとどうなの?
払う利息が少なくなる!最大のメリットはこれだと思います。
例えば、
3000万円を期間35年(金利1%)で借りた場合、支払い利息総額はなんと556万円です。
期間を短くすれば、支払い利息も当然に減ってきます。
一方、期間を短くしたら毎月の支払い額は大きくなるため、注意が必要です。
30代で新築した場合でも子どもの教育費や貯蓄、保険料の支払い等の支出が大きくなります。
まとめ
住宅ローンを借りたあと、
毎月の返済が大変だな。銀行に期間を長くしてもらって毎月返済額を減らしたいな。
と、考えたとしても金融機関は、期間を長くはしてくれません。
将来のライフプランを踏まえた支出を計算し、毎月返済が可能な額を確認のうえ、返済期間を決めましょう。
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